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楽しみながら上達できるレッスンをしています。静岡県静岡市葵区安東、ピアノ教室 ”フロイデ”
ピアノ教室”フロイデ”
静岡県静岡市葵区安東
ピアノが上達するためのヒント集
ピアノが上達するため、ピアノを美しい音で綺麗に弾けるようにするため、ピアノを学び、演奏する上で大切なことのヒント集です。
どうぞご覧ください。 (スマートフォン版は
こちら
をご覧ください。)
尚、ここでの「ピアノ」とは、「アコースティックピアノ」のことを指します。
ピアノを学ぶ楽しさ・面白さ、綺麗に弾くということについて
ピアノを鳴らすということ
美しい音を聞き分ける能力
綺麗に弾けるピアノ奏法・重力奏法、
倍音
を綺麗に鳴らす奏法について
「聞く」と「聴く」
脱力と打鍵の仕方
音楽は言葉です
♪ピアノを学ぶ楽しさ・面白さ、綺麗に弾くということについて
ピアノって、最初はポンと音を出すだけで楽しいですね。
メロディーが弾けるようになり 、伴奏もつけることが出来、強弱もつけたり、書いてある記号も理解でき、好きな曲が弾けるようになってくると、とても楽しくなってきますね。
でも、音符も読めるし、書いてある記号も分かる、楽譜どおりに弾いているはずなのに、どうも綺麗に弾くことができないし、面白さがなく、飽きてきてしまう。。。
そんな経験ないでしょうか?
実は、楽譜に書いていない表現方法を学ぶと、ピアノの奥深さが分かってきて面白くなってくるのです。
たとえば、4つ同じ音が並んでいたとしても、4つの音を同じ様に弾いてしまったのでは、音楽が生きてこないのです。
間の取りかた、音色を変えることによって、たった4つの音でも表現が違ってきます。
どんな音を出したら綺麗か、ここのフレーズはどんな風に弾いたら綺麗か、この和音はどんな音色で弾こうか、フレーズの間の取りかたはどのくらいがいいか等、いろいろな表現方法を学んで、だんだん綺麗に弾けるようになっていくことに楽しさを感じるのです。
本当の面白さは、ここからなのですよ!
楽譜に書いてある音符、記号には、すべて深い意味があります。
ですので、楽譜に書いてある音符、記号をただ正確に弾くだけではつまらない音楽になってしまうのです。
楽譜に書けることには限界があります。
音符や記号では表しきれない、楽譜の奥を読み取るということが大切なのです。
作曲者が何を言いたかったのか、楽譜に書けなかったことまで読み取って、演奏できるようになると、生きた音楽になってきます。
もちろん、楽譜通りに弾けることは基本なので、最初は、楽譜通りにきちっと弾けるようにしなければなりません。
楽譜通りきちっと弾けるようにしながら、いろいろな演奏技術を学び、たとえば、タッチの違いで違う音色を出せるようにしたり、綺麗なレガートができるようにしたり等いろいろなテクニックを使って、楽譜の奥を読み取ったものが表現出来るようになると、音楽が生きてくるのです。
ここはどのように弾こうか、このような音で、このように弾きたいと思っても、技術が伴わなければ弾けないですね。
自分の思ったとおりの表現をするために、テクニックを学ぶのです。
もちろん、それには、練習も必要です。
また、間違った方法で学んでは綺麗に弾けないですので、正しく学び、正しく練習することが、早く上達することへの近道です。
ピアノは誰が弾いても音が出せる楽器なので、音色、美しい音はどんな音か考えずに、ガンガン弾いてしまうこともあるかもしれません。
ピアノは、タッチの仕方によって、無限の美しい音色が出ます。
それを、この曲のこの部分は柔らかい音、ここは響いたはっきりした音、等弾きわけることが大切です。
また、ただ音を並べて弾いてしまうこともあるかもしれませんね。
どの音もしっかり弾いてしまうと、ガチャガチャして綺麗な音楽になりません。
主な音はしっかり浮き出させ、その他は、主となる音を引き立たせるように弾くと、綺麗になります。
レッスンでは、綺麗な音、汚い音、何種類かの音を実際に弾いて聞かせ、綺麗な音はどんな音であるか、聞き分けられるようにしています。
その美しい音を出すためには、どのようなタッチをすればいいか、美しい表現をするにはどんな風に弾いたらいいか、細かく丁寧に分かりやすくレッスンしていますよ!
♪ピアノを鳴らすということ
ピアノは、誰が弾いても音が出せ、気軽に楽しめる楽器ですが、美しい音を出すことはとても難しいです。
難しいけれど、美しい音で弾けるようになってくると、本当に楽しいです。
ピアノ全体が美しく鳴り響き、心地よい音が体の中にすう〜っと入ってくる。。。とても良い気分です♪
ピアノで、美しい音を出すことが難しい理由は、音を出すための操作をする所(鍵盤)と、実際に音が出る所が離れていて、複雑な仕組みで音を鳴らすということが理由の一つだと思います。
ピアノを弾くときは、ハンマーが弦をたたいて音が出ているということを意識して弾くことが大切です。
鍵盤を押した時、そこで音が鳴っているわけではないのです。
(注:ここでのピアノとは、生ピアノ〈アコースティックピアノ〉のことです。
電子ピアノは、ハンマーが弦をたたいて音が出るのではなく、サンプリングしてある音を、鍵盤というスイッチを押すことで出るようにしてありますので、生の音を鳴らして演奏することは出来ず、生ピアノとはまったく別のものです。)
ピアノの音が出る仕組みを簡単に書きますと、打鍵をすると、その力がアクションに伝わり、ハンマーが弦をたたき、弦が振動して、駒を介して響板に伝わり、楽器全体が振動して、音が鳴るのです。
ですので、大事なのは、ハンマーが弦をたたく瞬間なのです。
どのように、ハンマーが弦をたたいたか、弦をどのように振動させたかで、音色が変わります。
手をたたいても、たたき方で音色が変わりますよね。
ハンマーが弦をたたいて出す音色は、もっともっとシビアに変わります。
ハンマーが弦をたたく時のたたき方は、タッチの仕方で変わります。
鍵盤の動き(鍵盤からアクション〜ハンマーが弦をたたく瞬間の動き)を指先の感覚で感じ取り、微妙なタッチの差で弾くと、ハンマーの弦のたたき方が変わり、いろいろな音色が出せたり、響かせ方が出来たりします。
その時に、良いタッチで弾けると、美しい響きになるのです。
脱力をしっかりして、タッチの仕方を工夫することによって、無限の美しい響きを出すことができます。
良く言われる「ピアノを鳴らせる」という演奏は、このようなことを意識して、音の出し方を工夫していくと出来るようになっていきます。
倍音を綺麗に響かせることも大切になってきます。
(ピアノを鳴らすというのは、ピアノを大きな音でガンガン弾くということではなく、ピアノを楽器として、美しく鳴り響かせることです。)
ピアノから、ただ音が聞こえてくる、というのではなく、ピアノという楽器全体が共鳴して、部屋全体に音が綺麗に響き渡り、フォルティシモからピアニシモまで、美しく響かせられたら。。。とっても素敵ですね!
レッスンでは、これらのことも、しっかり学んでいけますよ♪
究極の美しいピアニシモの出し方もレッスンいたします♪
♪美しい音を聞分ける能力
人の耳の能力、美しい音を聞き分ける能力って、年齢に関係なく、どんどん進化していきますね。
音色の違い、美しい音を聞き分ける能力というのは、大人になってもぐんぐん伸びていきます。
大人になってから再開した生徒の皆さんも、最初は、良い響きの音というのがどのようなものか分からなくても、レッスンをしているうちにどんどん分かっていきます。
ポーンと遠くに響く透るのびのある音、柔らかい響きの音・・・まあるい、ころころとした、真珠のような輝きを持った音。。。
ドレミの区別がなかなかつかない小さなお子さんでも、音色の違いは分かります。
実際に、ピアノでいろいろな音色を出して弾いて聞かせてあげると、綺麗な音、耳障りな乱暴な音、よ〜く聞き分けてくれます。
ほんと、これは不思議なのですが、ピアノで弾いた音が、何の音か分からない子供さんでも、音色の違いは分かるんですよね〜
綺麗な心地よい音は、体にすう〜っと入ってくるからでしょうか。
以前にも書きましたが、ピアノは誰が弾いても音が出る楽器なので、音色、美しい音はどんな音か考えずに、ガンガン弾いてしまうこともあるかもしれません。
ピアノは、タッチの仕方によって、無限の美しい音色が出ます。
美しく弾けるタッチの仕方を学び、美しい音で演奏できたら素敵ですね!
♪綺麗に弾けるピアノ奏法・重力奏法、倍音を綺麗に鳴らす奏法について
ピアノには、沢山の魅力がありますね。
その沢山の魅力の中の一つに、音の響きがあります。
ピアノは、タッチの仕方やペダルの使い方等、弾き方(奏法)を工夫し、倍音を豊かに綺麗に鳴らすことによって、多彩な響きが出ます。
倍音は、それぞれの音に必ず含まれていますので、どんな弾き方をしても鳴りますが、それを綺麗に鳴らす、倍音を生かした演奏をすることが大切です。
では、倍音を綺麗に鳴らす演奏とはどんな演奏でしょうか。
まず、倍音についてですが、倍音は、ある音の周波数の整数倍の音のことです。
元になる音を基音といいます。
ドの倍音は1オクターブ上のド、2オクターブ上のド、順にソドミソ♭シドレミ・・・です。
ドを鳴らすと、これだけの音がドのなかに入っているということです。
人の声も、それぞれの人の声の倍音が違うので違う声になっています。
倍音は、ガンと思い切り鍵盤をたたいても綺麗には鳴りません。
指だけで押し付けるように弾く弾き方でも、音がつぶれてしまい、綺麗に倍音が鳴りません。
聞こえてはきますが。。。
基音中心の音の出し方になってしまいます。
倍音は、タッチの仕方やペダルの使い方等、弾き方(奏法)を工夫すると綺麗に鳴ります。
倍音を綺麗に鳴らすには、微妙なさじ加減のタッチの仕方が大切です。
タッチについては、力まず自然な状態で、腕の重みを指に乗せる感じで弾きます。
手首を柔軟に使うことや、手のひらの使い方、支えも重要です。
指の力で弾くのではなく、指は支えるだけです。
脱力も大切ですが、脱力と言っても、腕や手の力をすべてふにゃふにゃに抜くのではなく、手を支えるために必要な筋肉は使います。
無駄な力を入れないということです。
このような重みをかけて弾く奏法は、ロシア奏法、重力奏法とも言われています。
この奏法は、体全体をしっかり使って弾くので、体が小さい演奏者でも、深みのある迫力のある音を出すことが出来ます。
芯のある、遠くへ美しく伸びていくピアニシモも出すことが出来ます。
無理をした弾き方をしませんので、音が豊かになり、手も傷めません。
腱鞘炎になることもありません。
綺麗なレガート奏法も、伸びのある音も、この奏法でとても楽に出来るようになります。
倍音を綺麗に鳴らした演奏は、とても綺麗です。
多彩な響きが出ます。
ある音を出して、その上にまた他の音が重なり、それぞれの音の倍音も重なっていくと、音に広がりや奥行きがでて深さを増していきます。
低音を綺麗に響かせ、その上にいろいろな音をお互いの音がけんかにならないように乗せていく。
そのような事を大切にしながらピアノを弾くと大変面白いです
演奏者の魂が、聞いている人の所へ、ぽ〜んと飛んでいくような、そんな感じで人の心に届く演奏になります。
世界の一流ピアニストは、この倍音を綺麗に鳴らして弾いています。
また、作曲家でいえば、ショパンの曲等は、倍音がとても美しく鳴るように作曲されていますので、倍音を綺麗に鳴らすように弾くととても美しい演奏になります。
ラフマニノフの曲も倍音が綺麗ですね。
この奏法を生徒達に教え、出来るようになると、皆さん口を揃えて、「綺麗、楽しい、面白い!」と夢中になっていきます。
そのような奏法が出来るように、基本からしっかりレッスンをしています。
ピアノを始めたばかりの幼児さんも、将来的にそのような奏法が出来るように、しっかりとした下積みを、子供さんの年齢、理解度に合わせて丁寧にレッスンしています。
ピアノ経験がある方にも、綺麗に弾ける奏法を分かりやすくレッスンいたしますので、必ず綺麗に弾けるようになっていきます。
皆様、是非、この倍音を綺麗に響かせて、綺麗にピアノが弾ける奏法を体験してみてください。
ピアノの世界が変わりますよ!
♪「聞く」と「聴く」
皆さんは、 ピアノを弾く時、ピアノの音を聞いて弾いていますか?
それとも聴いて弾いていますか?
まずは、「聞く」と「聴く」の違いについてですが、
「聞く」は、音が自然に耳に入ってくる、漠然ときこえる等、単に音が耳に入るという聞き方です。
「聴く」は積極的に意識して音に耳を傾ける聴き方です。心を傾けて聴くということ、聞こえるものの内容を理解しようと思ってしっかり聴くという意味があります。
ですので、「ピアノの音を聞いて弾く」というのは、ドレミの音は耳には入ってきているけれど、漠然と聞いているので、自分がきちんと弾けているかどうかが聴けていない状態です。
ただ、指を動かして音を出している状態です。
一方、「ピアノの音を聴いて弾く」というのは、細かいことを注意しながらしっかり聴いて弾けている状態です。
どんな音色で弾けているか、音の響きはどうか、フレーズはきちんと歌えているか、ハーモニーの変化、各声部のバランスはどうか等、いろいろな事に注意して、自分が出している音をしっかり聴いて弾けている状態です。
というわけで、ピアノを弾くときには、音を聞くのではなく、聴くことが大切です。
音をしっかり聴けていないと、心が届かない演奏になってしまうし、綺麗に弾くことは出来るようにはなりません。
ピアノを弾く時は、沢山ある音符や記号を読まなくてはならないし、間違えないように弾かなければと、やらなければならないことが沢山あります。
ですので、つい、指の動きばかりに気をとられてしまい、音は耳には入ってきているけれど、どんな音色で弾けているか、音の響きはどうか、フレーズはきちんと歌えているか、ハーモニーの変化、各声部のバランスはどうか等、いろいろな事に注意して、自分が出している音をしっかり聴くということがおろそかになってしまうことが多いと思います。
メロディーは聴いていても、伴奏は聴いていないとか、主旋律は聴いていても、副旋律は聴いていないとか。。。そのようなこともあると思います。
また、ピアノは、弾いている鍵盤の所で音が出る訳ではなく、その先でハンマーが弦をたたいて弦を振動させて音が出るのですが、そのことをすっかり忘れて、鍵盤での指の動きばかりに気をとられてしまうことも多いと思います。
一つ一つの音を良く聴いて、ハンマーが弦をたたいて音が出ていることを意識して大切に音を出すように心がけていくと、音楽が生きてきます。
自分が出している音をすべて聴けるようになってくると、演奏が変わっていきます。
音に命を吹き込めるようになりますので、演奏が生き生きしてきます。
一つ一つのパートを歌い合って、合奏をしている、そんな感じの演奏にもなっていきます。
ドレミの音がただ耳に入ってきて漫然と弾くのではなく、音色、音の響きはどうかな、ハーモニーは? 各声部の音のバランスは大丈夫かな。。。いろいろな事に注意して、よ〜く音を聴いて弾いてみましょう。
素敵な演奏になっていきますよ(^^)
♪脱力と
打鍵の仕方
ピアノを弾く時、「脱力をしましょう」と良く言われると思います。
脱力は、良い演奏をするためにはとても大切です。
脱力がしっかり出来れば出来るほど、音の響きも良くなっていきます。
当然、表現力も上がります。
脱力が出来ていれば、ピアノを弾いていて腕が疲れるということもありません。
長時間ピアノを弾いても疲れないで弾くことが出来ます。
頭は疲れますが(笑)
では、脱力とは、具体的にどうすれば良いのでしょうか。
脱力などして力を抜いたら、ピアノなんて弾けない、と思っている方もいらっしゃるようですね。
確かに、全部力を抜いてしまったら弾けませんよね。
さて、では、どうすれば良いのでしょうか。
言葉だけで説明することは難しいですが、要するに、余分な力は使わずに、打鍵に必要な筋肉だけを使い、力まずに弾くということです。
腕をだら〜んとぶらぶらにして力を抜いてみて、腕の重さで打鍵してみてください。
指や腕の力で押し付けるように弾くのではなく、指に腕の重さをかけるようにして打鍵をすることが大切です。
腕の重みを、指、手のひらでしっかり支えることが大切です。
決して力んではいけません。
体のパワーを楽に伝えるための姿勢、体や腕、手首の使い方、指の形も大切です。
注意しなければいけないのは、ただ重さをかけただけでは、たたきつけるようなつぶれた音になってしまうので、打鍵をする瞬間の微妙なコントロールが重要になってきます。
脱力が出来ているつもりでも、実は出来ていないということも多いですので要注意です。
そして、タッチをする瞬間のコントロールがうまく出来るようになっていくと、伸びのある綺麗な音が出せるようになっていき、色彩豊かな演奏が出来るようになっていきます。
レッスンでは、私が実際に弾いてお手本を示すと共に、私が生徒さんに手を添えて、力加減等微妙な動作をお伝えし、生徒さんが実際に打鍵をしてみますので、具体的にどのような感じか分かると思います。
私が手を添えながらですが、生徒さんご自身の指でタッチをして綺麗な響きの音を出せるようにしていきますので、とても分かりやすいと思います。
そして、私が手を外してみて、ご自身でタッチをして、その感じが分かるようになったらしめたもの。
後は、微妙なタッチの差を工夫していくと、一人でも伸びのある美しい響きの音が出せるようになっていきます。
ピアノは、誰が弾いても簡単に音が出せてしまうので、工夫して音を出すということをせずに、ガンガン弾いてしまいがちです。
でも、打鍵(タッチ)の仕方を工夫していくと、本当に素晴らしく美しい音が出るのです。
皆様にも、この打鍵法を学んでいただき、綺麗な音でピアノを楽しんでいただけたらと思っています。
上記のような脱力や打鍵法は、上級者だけのためのものではありません。
子供から大人まで、ピアノを弾く誰もにとって大切なことです
たとえば、ちょうちょを弾く時だって、ちょうちょがひらひら飛んでいる感じで弾けたら、とっても楽しいと思います。
教室の子供達に、硬い音や、きつい音、柔らかい音、きらきらした音。。。いろいろな音の表現でちょうちょを弾いて聞かせると、どの子供達も、綺麗な音のちょうちょが良いと言い、まねして弾こうとします。
心地よい音、心地良い流れの音楽、気持ちがいいですよね!
♪音楽は言葉です。
音楽は、言葉と同じように、いろいろな感情、思い、情景等を表現し、気持ちを伝えることが出来ます。
場合によっては、言葉を上回ることもあるかもしれません。
ですが、演奏の仕方によってはなかなか気持ちが伝わりません。
言葉でお話しする時は、抑揚やトーン等に変化をつけることによって、気持ちを伝えることが出来ます。
ですので、例えば、「遠足楽しかったよ!」を「え・ん・そ・く・た・の・し・か・っ・た・よ」と棒読みしたのでは、楽しかった気持ちが伝わってきませんよね。
音楽(ピアノ)も同じです。
音符をただ連ねるだけの弾き方では、気持ちは伝わりません。
強弱、音色の変化、フレーズの歌い方や間の取り方、その他いろいろなことを工夫することによって、多彩な表現をすることができ、気持ちを伝えることが出来ます。
そして、上手に気持ちを伝えるためには、表現するためのテクニック(いろいろな音色を出すためのタッチの仕方、表現の仕方等《
基本をしっかり学べるレッスン
参照》)を学ぶと、気持ちが伝えやすく、とても素敵に弾くことが出来ます。
もちろん、テクニックだけではなく、気持ち(心)を込めることもとても大切です。
心が無くては気持ちは伝わりませんから。
でも、それだけではなかなかうまくいきません。
お母さんがやさしく赤ちゃんに話しかけるような、優しい声の音で弾きたいなあと思った時、優しい音で弾くためのタッチを学んでいないとなかなかうまくいきません。
楽しいことがあって元気にお話しする時、元気といっても、感情のおもむくままたたいて弾いてしまったら、怒っているみたいな音になってしまいます。
綺麗な響く音で明るく弾けたら元気な表現になりますね。
ピアノでお話し出来たら素敵ですね!
気持ちを込めることと、表現をするための技術を学んで、ピアノでお話ししてみませんか?
ピアノがもっともっと楽しくなりますよ!
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