人の耳の能力、美しい音を聞き分ける能力って、年齢に関係なく、どんどん進化していきますね。
音色の違い、美しい音を聞き分ける能力というのは、大人になってもぐんぐん伸びていきます。
大人になってから再開した生徒の皆さんも、最初は、良い響きの音というのがどのようなものか分からなくても、レッスンをしているうちにどんどん分かっていきます。
ポーンと遠くに響く透るのびのある音、柔らかい響きの音・・・まあるい、ころころとした、真珠のような輝きを持った音。。。
ドレミの区別がなかなかつかない小さなお子さんでも、音色の違いは分かります。
実際に、ピアノでいろいろな音色を出して弾いて聞かせてあげると、綺麗な音、耳障りな乱暴な音、よ〜く聞き分けてくれます。
ほんと、これは不思議なのですが、ピアノで弾いた音が、何の音か分からない子供さんでも、音色の違いは分かるんですよね〜
綺麗な心地よい音は、体にすう〜っと入ってくるからでしょうか。
以前にも書きましたが、ピアノは誰が弾いても音が出る楽器なので、音色、美しい音はどんな音か考えずに、ガンガン弾いてしまうこともあるかもしれません。
ピアノは、タッチの仕方によって、無限の美しい音色が出ます。
美しく弾けるタッチの仕方を学び、美しい音で演奏できたら素敵ですね!